無痛分娩による出産後の長村千恵さんの死亡原因は?遺族の申し立て

2017年1月に、大阪府和泉市の産婦人科医院で無痛分娩で出産した女性が、その後、死亡しました。病院の男性院長が書類送検されましたが、大阪地検は院長の刑事責任を問わないと判断しました。これに対して遺族は不起訴を不当として、検察審査会に申し立てを行う予定です。

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引用:Yahooニュース TBS NEWS

無痛分娩により出産後に死亡した長村千恵さんの死亡原因はどのような原因なのでしょうか?また、遺族の検診申し立ての内容も紹介します。

また、長村千恵さんの顔画像やプロフィール、SNSアカウント情報についての関連記事を紹介します。

⇒関連記事:無痛分娩で死亡 長村千恵さんの顔画像は?プロフィールやSNSも紹介

 

 

 

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事件概要

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引用:Yahooニュース TBS NEWS

2017年1月に、大阪府和泉市の産婦人科医院で無痛分娩で出産した女性が、その後、死亡しました。病院の男性院長が書類送検されましたが、大阪地検は院長の刑事責任を問わないと判断しました。これに対して遺族は不起訴を不当として、検察審査会に申し立てを行う予定です。

事件の詳細は…

おととし1月、大阪府和泉市の産婦人科医院「老木レディスクリニック」で、長村千惠さん(当時31)が無痛分娩で出産中に意識不明となりました。赤ちゃんは帝王切開で無事生まれましたが、長村さんは10日後、死亡しました。

 警察の調べに対し、男性院長(61)は、「パニックになり対応が追いつかなかった」と話し、警察はおととし10月、院長が適切な回復措置を怠ったなどとして、業務上過失致死の疑いで書類送検しました。これに対し大阪地検は、「捜査を尽くしたが、起訴するに足る事実が認定できなかった」として、9日付けで院長の刑事責任を問わないと判断しました。

 「この事件が起訴されなかったら、どの事件が起訴されるんでしょう。本当に残念でなりません」(亡くなった長村さんの父 安東雄志さん)

 遺族は不起訴を不当として、検察審査会に申し立てを行う予定です。

引用:Yahooニュース TBS NEWS

医療ミスにより死亡するニュースを最近よく聞くことが多いと感じます。亡くなった長村千恵さんのご冥福をお祈りします。

無痛分娩による事故はこれまでにもニュースで取り上げられているのを見たことがありますが、リスクがあるのは母体だけでなく、胎児へのリスクもあるということを聞いたことがあります。

無痛分娩とは?

まず初めに、「無痛分娩とは」何かについて、紹介します。

概要

『無痛分娩』とは、麻酔によって痛みを取り除いた分娩です。無痛分娩を選択することは、ママの「痛みのないお産」をしたいという意思を尊重するものとのことです。

無痛分娩について調査して分かったことを、下記に示します。

  • 欧米では無痛分娩が一般的、日本ではまだまだ少数派
  • 麻酔科医・産婦人科医の数が少ないから普及していない
  • 産みの苦しみを味わいたい、味わうべき、という理由で自然分娩を望む人も多い(個人的にはまったく理解できない…)
  • 無痛と言っても痛みを感じる場合もある
  • 自然分娩より費用がかかる

お産の痛みはどれくらい?

一方で、陣痛に対する”痛み”というものは、様々な要素(赤ちゃんの位置、大きさ、陣痛の強さ、産道の状態など)によって変わりますので、感じ方は個人差があるといいます。

無痛分娩のメリット・デメリット

以下のメリット・デメリットを考慮し、医師にご相談ください。

【メリット】

  • ママの身体的、精神的ストレスが軽くなる
  • 赤ちゃんへのストレスを軽くし、子宮胎盤の血流量を維持できる
  • 産後の回復が早い
  • 万が一、緊急帝王切開になった場合、そのままカテーテルが使用でき、麻酔にかかる時間が短縮できる

【デメリット】

  • 少ない確率で合併症や薬の副作用などが起こる可能性がゼロではない
  • 麻酔という医療が増える

無痛分娩の注意点

  • 麻酔の効果に個人差があるため、陣痛の痛みを和らげるだけでなく、陣痛そのものも止めてしまう可能性があり、微弱陣痛となり陣痛促進剤を使用する可能性がある

⇒関連記事:陣痛促進剤を投与した川島美沙さんの死亡原因は?遺族の損害賠償訴え

  • 麻酔が深く効いた場合は、分娩時のいきむ力が弱まり、吸引分娩や、鉗子分娩となる可能性がある
  • まれに、母体の血圧が一時的に下降したり、胎児心音が一時的に不安定になる可能性もある

陣痛の痛みを軽減するための”硬膜外麻酔”の手順

  1. 病室のベッド上で腕の静脈に点滴を済ませてから、横向きになり、曲げた両膝を抱え込み、あごをひいて、お臍をのぞきこむ体勢を取る
  2. 背骨と背骨の間に局所麻酔をした後、同じ部位に、中空性の細い針を、皮膚から深い部分までゆっくりと進めていく
  3. 硬膜外と呼ばれる場所に針先が到達したら、軟らかいチューブを、中空性の針を通して挿入する
  4. チューブは、背中からわき腹にかけて、テープで固定し、麻酔薬を入れるルートとする(チューブは皮膚に固定されているので、自由な体勢をとることが出来る。

※不安、緊張感を緩和し、麻酔の効果を高めるために、処置前や、麻酔中に抗不安薬を適時服用する)

無痛分娩により出産後 の長村千恵さんの死亡原因は?

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引用:Yahooニュース TBS NEWS

無痛分娩により出産後に死亡した長村千恵さんの死亡原因はどのような原因なのでしょうか?

現時点におけるこれまでの報道で分かっている情報は、以下の通りです。

  • 2017年1月に、大阪府和泉市の産婦人科医院で無痛分娩で出産した女性が、その後、死亡した
  • 地検は、長村さんが呼吸困難になった原因は、担当医だった院長が麻酔薬を注入する部分を間違えたことが原因だったと判断した
  • そのうえ、院長の過失の有無について、呼吸困難に陥ったかどうかを判別する血液中の酸素濃度の値にばらつきがあり、どの時点で人工呼吸器で酸素を送り込むべきだったか特定するのが困難なうえ、操作に専門的な技術が必要な人工呼吸器を院長が取り扱うことは難しかったなどとして、刑事責任を問えないと判断した

麻酔が効きすぎてしまい、呼吸困難に陥り、死亡に至ったということですが、その原因の一つとして「担当医だった院長が麻酔薬を注入する部分を間違えたこと」が挙げられています。

但し、麻酔の効果は個人差があるため、一概には言えないのではないかと個人的には思いますが、何とも言えませんが、前もって無痛分娩のあらゆるリスクを洗い出して、それが発生した時の対処法を事前に準備しておくべきかと思います。

無痛分娩をして出産する患者側からも、医師に事前にリスクと対処法を尋ねることで、安心した安全な出産が出来るのではないでしょうか。

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遺族の申し立ての内容

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引用:Yahooニュース TBS NEWS

今回の事件の院長の過失の有無について、地検は、刑事責任を問えないと判断し、不起訴としています。

これは、呼吸困難に陥ったかどうかを判別する血液中の酸素濃度の値にばらつきがあり、どの時点で人工呼吸器で酸素を送り込むべきだったか特定するのが困難なうえ、操作に専門的な技術が必要な人工呼吸器を院長が取り扱うことは難しかったなどを理由とした判断です。

これに対して、亡くなった長村さんの父 安東雄志さんは、「この事件が起訴されなかったら、どの事件が起訴されるんでしょう。本当に残念でなりません」とコメントしており、遺族は不起訴は不当だとして、検察審査会へ申立てを行う方針としています。

ある施術により亡くなる可能性が低いとされる患者が、亡くなってしまったのであれば、施術に関わった医師に過失があると思ってしまう遺族の気持ちは理解できます。

ネットの反応

今回の事故についてはネットで様々な意見が集められていました。

  • 出産って昔も今も命懸け。お腹の中で元気な赤ちゃんも、出産する元気なお母さんも出産時にはどうなるか分からない。

    この病院がどの規模の病院なのか分からないけど、個人の産婦人科なら最初からリスクのある妊婦は高度医療のある産婦人科へ紹介しているはず。
    もし個人産婦人科で出産時に急変したら救急車を呼び搬送する事が多いと認識してます。

    無痛分娩は出来ても、急変には対応出来ない病院は多いと思います。
    このお母さんは10日後に亡くなられたとの事、急変時に医師が何も出来ずに逃げ出したり、投げ出した訳ではないと思うし、助けたかったと思いたい。

  • 個人病院は医師は1名の場合が多い。
    よって急変した場合、母体、赤ちゃん、麻酔と3人分の仕事を1人で対処することになる。救急医の知識、麻酔科医の知識も必要。
    こんな医師の中でも高度なレベルの領域の勉強を産科をしながら続けるのはかなり難しい。普通の街の産科医にそのレベルの実力はない。
    この亡くなられた方は本当に気の毒だが、日本の参加医療の限界を表している。日本医師会とう開業医の寄り合いが個人の産科の病院をガッチリ守っていたが、少子化に訴訟とお産を取り扱う個人病院も激減している。
    欧米のように大病院で、専門医の麻酔科医や救急医がいる病院に集約すべきだと思う。
  • 現役の産婦人科医です。硬膜外麻酔を開始する前に脳脊髄液が引けて来ないかを確認するのが常識です。この院長がその手順を無視した可能性はないと思います。
    留置したカテーテルが患者の動きで後から硬膜を破って入り、全脊麻になったと考えるのが自然です。
    無痛分娩はこのような可能性があるので個人のクリニックでやるべき手技ではないと思います。
    刑事で有罪になるようならほとんどの総合病院でも無痛分娩から撤退せざるを得ないと思うので、検察の判断は正常と考えます。うちは総合病院ですがこの事件を機に無痛分娩をやめました。
  • 血液が体内を流れて戻ってくるまでの時間は約1分。麻酔にはガスのものと静脈注射が一般的だが、静脈注射のものではあっという間に麻酔がかかる。ここで計算を間違うと修正がきかず、完全にアウトである。また個人差が大きく、まれに正常な量でも植物状態になり覚醒(麻酔が覚める)しない人もいる。通常の外科手術ではこれを併用するが、そのために麻酔科医は手術の前後から付きっきりで麻酔量を管理している。静脈注射の後、手術中は麻酔ガスで麻酔量を調整している。麻酔量の調整は頭をわずかに上下するだけで変わるほど繊細。それだけ麻酔は難しいし、気の毒だが今回の件は仕方なかったのかもしれない。リスクよりもメリットが大きいから使うのであって、このような事態が起こることも事実。

引用:Yahooニュース

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まとめ

2017年1月に、大阪府和泉市の産婦人科医院で無痛分娩で出産した女性が、その後、死亡しました。病院の男性院長が書類送検されましたが、大阪地検は院長の刑事責任を問わないと判断しました。これに対して遺族は不起訴を不当として、検察審査会に申し立てを行う予定です。

無痛分娩により出産後に死亡した長村千恵さんの死亡原因はどのような原因なのでしょうか?また、遺族の検診申し立ての内容も紹介しました。

また、長村千恵さんの顔画像やプロフィール、SNSアカウント情報についての関連記事を紹介します。

⇒関連記事:無痛分娩で死亡 長村千恵さんの顔画像は?プロフィールやSNSも紹介

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